それでもボクは育児する(1)
今日は愚痴である。
昨日の出来事。
久しぶりに出社して仕事。それでも早く仕事を終え、17時半ころに帰宅。
17:30
妻は下の子(0歳児)の入浴後の保湿中。上の子(3歳児)は元気に走り回っている。
妻の機嫌がとても悪そう。あぁ、またか・・・という感覚
着替えて上の子と遊ぶ。
18:00
妻が上の子に「風呂誰と入る?」と聞き「パパ」と答えたので、「じゃあママ先に入るね」と妻はさっさと風呂に入る。
上の子と下の子の2人相手に遊ぶ。
18:30
妻が風呂から出てきたので上の子と一緒に風呂に入る。しばらくすると風呂にも聞こえる声で下の子が泣く声が聞こえる。泣き止まない。
しばらくすると妻が風呂場に「チュッチュ(おしゃぶりのこと)知らない?」と聞いてきたので「知らない」と答える。
どうやらおしゃぶりをなくしたらしく探し回っているらしい。下の子は4ヶ月でおしゃぶりを使って泣き止ますことはよくある。元気であることはよいのだが泣く声も日ごとに大きくなっていて耳に響く。
18:50
風呂から出るとまだ下の子は泣いているのでひとまず抱っこ。妻の機嫌は相当悪い。下の子が泣いているのも完全に放置して自分の風呂上がりの肌のお手入れ中。結局おしゃぶりは見つかっていないららしい。
私は下の子を抱っこしながら、上の子の風呂上りの保湿を行う。難易度の高い技・・・
我が家はかなり丁寧に子供の保湿をしている(全身にローションとクリーム)。妻がアトピー持ちだからということもあり、子供の肌にはものすごく神経質。以前、姑がホコリを見つけて嫁の掃除に文句を言うように、私が保湿した後の子供の肌を妻が指で触ってここクリームぬれてないよと言われたこともある。ひどい時は足の裏までチェックされる。私の嫌いな育児トップ3にランクインしている保湿をしているといつの間にか妻の姿が消える。
19:10
なんとか、上の子の保湿を終え、下の子も泣き止んだる。様子を見に行くと妻は布団で寝ている。「大丈夫?」と聞くと返答なし。
ご飯と味噌汁はあったので、しかたないので適当に一品作る。
19:40
上の子と夕食を食べる。下の子の機嫌はそこまで悪くなかったのが幸い。とはいえ、自分はほぼかきこんで速攻でご飯食べ終える。
20:00
夕食を食べ終わると妻が起きてくる。起きてくるなり「チュッチュあった?」と聞いてくる。そもそも探していないし、探してとも言われていないし、探す時間もない。
妻は自分で実は用意してあったらしい夕食を食べる。
私は食器を洗い、洗濯機を回し、風呂を洗う。
洗濯機を回している間子供と遊ぶ。上の子と遊びながら下の子の相手にする。妻は食後に煎餅をいい音たてながら食べている。
思い立ったようにあちこち探し回り「あった」とやっとおしゃぶりを見つける。
20:30
妻が下の子に母乳をあげるというのでお願いする。
その間に洗濯物を干す。
21:00
母乳を飲み終えた下の子を寝かしつける。
私の嫌いな育児ナンバーワン。上の子の時よりはマシだが、下の子もすんなりとは寝てくれない。今日は30分くらいで寝てくれた。
21:30
上の子の寝かしつけ。そのまま自分も就寝。
この間、妻からは一言もありがとうとも言われない。
むしろさっさとやれくらいの言動。
子供と触れ合うのは当たり前だし好きなのでやるし、家事もやるのが、私はただ人間としての尊厳を認めてほしいだけなのである。できればありがとうとは言われたいがそれ以前の問題。
母親としてストレスが非常にたまっているのはよくわかる。日中、子ども二人をずっと見ているのは大変だ。新型コロナの影響で上の子を保育園に預けられなくなって負担が増えているのは間違いない。また私の在宅勤務中は私がやる分の負担が軽減しているのに慣れてしまったこともあり、私が出社するとその時間分は負担感が増すのであろう。
ストレス発散のために出かけてきてよいよと言うことも以前はよくあったが、友達と時間合わないとか結局子供のこと考えちゃうとか色々言い訳して行こうとしない。結局、妻は自分のストレスのコントロール方法がわかっていないのだろう。そのくせ、夫のストレス解消のための自由時間は奪おうとする。
今は月2回の土日数時間の運動と月2回の飲み会が許されている。そもそも新型コロナの影響もあり飲み会はしばらく行っていないが・・・
もう少しうまくやれないものだろうかと布団の中で考えるが、上の子は横でふざけ回ってなかなか寝ない。私も疲れた・・・
在宅勤務中に起きること
新型コロナウイルスの影響で勤務先から原則在宅勤務の方針が出たが、さらに延長されることになった。既に2週間在宅で勤務している。
テレワークはこれまでも活用していたが、今回の件で個人的にも周りでも一気に加速したように思う。
テレワークする場所も色々あると思うが、今回はウイルス感染予防が主目的であり、共用オフィスではなく在宅が原則であるので本当に家で仕事をしている。
在宅勤務で気づいたことを以下に挙げる。
1.集中するのが難しい
朝は家族より早めに起きて仕事に取り掛かるようにしていて静かなうちは意外と集中できるのだが、 子ども達が起きてくると途端に騒がしくなる。上の3歳の子のはしゃぐ声、0歳児の泣き声、妻のしかる声・・・耳栓が必須であることに気づき即購入したが、それでも子ども達や妻の声は簡単に耳栓を通り抜ける。規格であるNRRが最高の33という耳栓でなんとかノイズを下げている。
2.ON/OFFスイッチの切り替えが難しい
これは通勤がないことに由来する。書斎のドアを閉めて仕事をしているのだが、仕事を終えて部屋を出ると数秒後には泣いている子どもの抱っこや夕方のお風呂に入れる準備開始ということになる。精神的、身体的な準備をする時間が意外とない。部屋で一息ついてから出ればよいのだが、通勤時間でモードを切り替えていたのだなと改めて感じた。
3.睡眠時間の補充が難しい
これも通勤時間由来であるが、通勤電車で座れた場合は寝てしまうことが多かったのだが、その時間がなくなる。性格にもよるとは思うが、家で仕事して終わって一息ついて昼寝して、ということがなかなかできない。
ということで通勤時間が唯一の自分の時間という人もいるが、その考えにかなり共感を覚えて期間であった。私は片道1時間15分、往復2時間半くらい通勤にかけていて、長い通勤(これくらい普通と言われそうだが)はつらいのであるが、通勤時間ゼロというのも案外つらいものだと感じている。
新型コロナウイルスの影響は今のところおさまる兆しが見えていない。私もつらいと書いてしまったが、本当にご苦労されている方はたくさんいらっしゃる。少しでも早く出口の兆しが見えるとよいとは思うが、見えないウイルスという敵との戦いはなかなか一筋縄ではいかないようだ。。。
新型コロナウイルス騒動 育児視点
新型コロナウイルスの影響で勤務先から原則在宅勤務を言い渡された。
先週金曜日の午後に翌週から在宅勤務と言われたのはさすがに急である。
とは言え、首相の記者会見が木曜日の夕方だから、うちの会社としては迅速な判断だったと思う。
これまでも、オンライン会議、時差出勤等々は推奨されていたが、原則在宅勤務まで踏み込んだとなると、なかなかのおおごとである。
賛否両論あるが、個人的には今回の一斉休校要請は肯定の立場である。
ただ一つ言うのであれば判断が遅い。準備期間が短すぎる。
いくらなんでも木曜の夜に言われて翌週月曜からは無理がある。
我々のようなオフィスワーカーはまだよいが、医療、介護、学校、保育関係等々、そんなすぐに休校にしますので子どもの面倒をみてください、言われても・・・という職場は多くある。なぜ数日前に、例えば火曜とか水曜に判断できなかったのか。
五輪がちらついていたのなら、もっと早くてもよかったのでは。
本当に大変なご苦労をされている職場の皆様には頭がさがる。
ただこうなった以上、在宅勤務が推奨されたような職場の方々は、期せずして家族と過ごす時間が増えた朗報と考えるべきだと思う。
もちろん考えなければならない、やらなければならないことは増えるだろう。
ただ長時間かけて通勤されていた方は少なくともその時間はうくはずだ。車内で新聞を読む時間が減るかもしれないが、例えば、やったことなければ子どもをお風呂に入れてみるとか、朝ごはんの準備をしてみるとか、そういった時間に当ててみてはどうだろうか。
今回の件はよくも悪くも、働き方(特にどこで働くか)や教育方法やそれらをサポートするICTツールを考える契機になっている。育児に関しても考える契機にしたい。
とは言え、生後3ヶ月の子供が泣いている横で仕事をするにはかなりつらいものがあるが・・・
育休よりも大事なこと
新型コロナウイルスに関する新たなニュースが連日報道されている。
社外のイベントでも参加者は少ないし、電車に乗っていても普段より人が少ないように感じる。
私の会社でも、時差通勤、在宅勤務が推奨されるようになった。
もともと私は朝方なので、7時には会社について勤務を始めている。通勤ラッシュを避けるためでもあるのだが、期せずしてウイルス対策にもなっている。
ちょうど私は育休期間を終えて復職したところで、在宅勤務の奨励はありがたいような気もするが、ただ子どもの泣き声が響き渡る家にいても正直仕事にならないのは想像に難くない。
少し話は変わるが、私は育休を短期間ではあるが取得したが、それよりも育休取得後の育児への関わりがものすごく大事だと思う。
今の日本の大きな問題の一つは生産年齢人口の減少であり、それをなんとかするために、まずは子どもの数を増やそう、子育てしやすい環境を作ろうと言う話があって、そして女性の社会進出だとか定年延長だとか色々叫ばれているわけである。
当たり前の話であるが、夫が一人で働くよりも夫婦が二人で働いた方が付加価値額は大きくなるのが普通である。どんなに残業して稼いだとしても一般的には共働きの方が収入は上である。
その視点でいくと、夫が家事育児を行うことにより妻が働ける環境を整えることが大事だということになる。
そうだとすると例えば、夫が育休を数ヶ月とったものの、その後は長時間労働でなかなか育児参画ができないと言う状況は好ましくない。
むしろ育休を取らずとも日常的に家事育児を行なっていて(要するに早く帰宅すると言うことになるのかもしれないが)、妻が働ける(さらにもっと子どもを持ちたい)と思うくらい家事育児の負担感が軽減されることが大切だと思う。
私の妻も育休期間が終われば復職しようと思っていると思う(おそらく・・・)。
もちろん色々な家庭のパターンがあり分担も様々であると思うが、育休だけ取れば育児にものすごく携わったと思うのは間違いであろう。
育児期間はずっと続くものであり、いっときで終わるものではない。
と少し社会的な観点から述べてみたが、子育ての目的は妻に仕事をしてもらうことでは断じてない。
そもそも親が子を育てるのは自然の営みであるし、子どもと触れ合うこと自体が喜びである。
子育てを通じて結局自分も成長させられているのだと強く思う。
便秘対策としての抱っこ紐 子育てあるある?
男性でも女性でも便通の悩みを持つ人が多いと思う。
特にストレスのかかる子育て期は悩みは解決するどころか増す一方だ。
私は、ちょっとお腹冷えたり食べ過ぎたりするとすぐに軟便になるし、数日から1週間くらい便通がないこともしばしばある。
便通が来ない私でも、かなりの確率でヒットするのが、子どもと抱っこ紐でお出かけした時だ。
子どもを抱っこして出かけると、7割くらいの確率で出かけた先か帰宅後にトイレに行きたくなる。即効性抜群である。
うれしいような気もするし、とはいえ子どもを抱っこしての外出先での大便は大変なので複雑な思いではあるが・・・
不思議な現象である。
おそらく子どもの熱でお腹が温められているのだとは思うが、ググってもあまりその手の話題は聞かない。
皆さんはどうだろうか?
布団の汗 子どもの放熱量はすごい
ここのところ寒い日が続いている。
今年は暖冬と言われている中でやっと冬本番ということのようだがまたすぐに暖かくなるらしい。
冬といえば、寒さもそうであるが乾燥対策も重要だ。
我が家も妻が湿度には人一倍敏感で、朝起きるとまず加湿器のスイッチを入れるのが日課である。
そんな乾燥している冬でも、実は布団の下は高湿度であるのをご存知だろうか。
我が家はフロアリングに直接布団(というかマットレス?)を敷いて寝ていて、最近は子どもと同じ布団で寝ることが多い。
自分の熱量もさることながら、3歳の子どもの熱量はものすごいようで、朝起きて布団をあげると布団の下がびっしょり濡れている。
ひどい時はフロアリングが汗をかいている。これはもう驚きである。
布団とフロアリングの間にマットを敷いたりもしていたが、30代男性と3歳児の寝ている時に発する熱量はそんな対策を上回るらしい。
ということで我が家では除湿シートを導入した。
その名の通り湿気を吸い取ってくれる。洗濯もできるタイプだ。
毎日風を通さなければならないし、定期的に洗濯して干さなければいけないが、効果はあるようで、フロアリングが汗をかくことはなくなった。
皆さんも、ベッドの方も含めてまずは布団の下の確認をしてみてはいかがだろうか。
育児と仕事 仕事の方が楽?
短期間の育休を取っていたのだが、もうすぐ終わる。
2週間という期間ではあったが、一緒に遊んで、オムツを替えて、風呂に入れて、寝かしつけて・・・と子どもと接する時間をしっかり持つことができて非常に充実していたし、単純に楽しかった。
育休が終われば仕事が再開される。
よく育児は大変だという話をすると「仕事をしてる方が楽ですよね」という話をされる。
何を持って楽というかによるが私は断じてそうは思わない。
仕事も楽ではない。
育児も想定外のことは起きるし、同時多発的に事件が起きるし、思い通りに進まないし、正直かなりストレスフルである。
ただし、仕事も同じように事件は起きるし、思い通りに進まないし、大変である。
世の育休取得奨励論の中で、少しだけ「どうせ大した仕事をしてないんだから育児しなさい」と言っている論調のものも見受けられるが、それは違うと思う。
世の大部分の人は仕事に対してなんらかのやりがいを持っているし、責任感を持っている。そして何より自負がある。これは男女関係なくだと思う。
もちろん大変だけど楽しんで仕事をできていますということであればGoodだが、それだったら育児も楽しんでやってくださいという話だ。
どちらも楽しんでできればよい。
もし育児より仕事の方が楽だという人が多いのであれば、それはそれで問題である。
楽な仕事、苦労なくすぐできる仕事、を続けていても日本の生産性は当然上がらないのではないだろうか。
(これが日本の根源的な問題?)
育児も仕事も大変だし、思い通りいかないし、でもやっぱりやりがいはあるし、だからこそ楽しいんだと思う。
ということで近日中にそのやりがいのある仕事と育児の両立という大変な課題に挑んでいくわけであるが、決してネガティブにとらえずに、人生を彩る一ページだと考えて楽しんでいきたいと思う。
そもそも仕事と育児という二元論ではなくどちらも長く生きる人生の一部分でしかないと思うので。(大きなパートではありますが)