男性の育児進出
最近つくづく思うのだが、女性が家事育児をするのが当たり前だった時代はなぜそうだったのだろうか。
育児は特に体力がいる。男性の方が向いていることが圧倒的に多いように思うのだが。
抱っこする:まさに力仕事。まだ軽いとは言え7ヶ月の次男を抱っこし続けるのはかなりの力仕事。妻はすでに「重い」と根をあげている。
おむつを変える:生後半年を超え寝返りをするようになるとおむつを変えるだけでも、くるくるとまわりだし一苦労。力で押さえつけることも・・・
お風呂に入れる:体を洗うこと自体はそうでもないが、持ち上げる、体を拭く、となるとやはり力仕事。
一緒に遊ぶ:次男はまだまだだが、3歳の長男は既にかなり力が強く、じゃれ合うだけでも一苦労。
片付けをする:人によるのかもしれないが、5Sの中でも清掃清潔については女性が得意な印象があるが、整理整頓については男性の方が得意なのではないだろうか。脳科学的にも得意不得意がありそうな気がする。
そもそも女性にしかできないことがあるとすれば母乳をあげることくらいだと思っている。
我が家は男2人兄弟。妻はやんちゃboysにかなり手を焼いている。
「重い」、「暑い」、「うるさい」と叫び声が絶えない。
女性の社会進出が叫ばれて久しい。
これは単に労働力として頭数を確保しようと言うこと以上に、本質的には女性がやった方がよい仕事が世の中にはたくさんあり、女性が活躍できる仕事・職場を作った方が多様性の観点からも結果として付加価値を多く生み出せて、生産性が高くなるということだと理解している。
そう考えると、育児も男性がやった方がよいことは上記のようにたくさんあるし、男性の方が得意ということだけでなく男性がやることで付加価値をあげられることもたくさんあると思う。育児にも多様性が必要だ。
女性の社会進出によりポジションを奪われないかとヒヤヒヤしている男性がいるとしたら、男性の育児進出により活躍の場がなくなる女性もいるのかも。
もちろん女性の活躍の場は育児以外でもたくさんあるはずで、本質的にはポジションの話ではないのですが。
そんなことを考えながら、今日も子どもたちと一緒に遊び、抱っこをして、おむつを変え、風呂に入れ、寝かしつけをしている。
とにかく元気に育ってほしい。元気すぎて疲れるのではあるが…