ken82jprの子育て奮闘記

奮闘中の子育てを通じたあるあるネタの共有

男性の育児進出

最近つくづく思うのだが、女性が家事育児をするのが当たり前だった時代はなぜそうだったのだろうか。

育児は特に体力がいる。男性の方が向いていることが圧倒的に多いように思うのだが。

抱っこする:まさに力仕事。まだ軽いとは言え7ヶ月の次男を抱っこし続けるのはかなりの力仕事。妻はすでに「重い」と根をあげている。

おむつを変える:生後半年を超え寝返りをするようになるとおむつを変えるだけでも、くるくるとまわりだし一苦労。力で押さえつけることも・・・

お風呂に入れる:体を洗うこと自体はそうでもないが、持ち上げる、体を拭く、となるとやはり力仕事。

一緒に遊ぶ:次男はまだまだだが、3歳の長男は既にかなり力が強く、じゃれ合うだけでも一苦労。

片付けをする:人によるのかもしれないが、5Sの中でも清掃清潔については女性が得意な印象があるが、整理整頓については男性の方が得意なのではないだろうか。脳科学的にも得意不得意がありそうな気がする。

そもそも女性にしかできないことがあるとすれば母乳をあげることくらいだと思っている。

 

我が家は男2人兄弟。妻はやんちゃboysにかなり手を焼いている。

「重い」、「暑い」、「うるさい」と叫び声が絶えない。

 

女性の社会進出が叫ばれて久しい。

これは単に労働力として頭数を確保しようと言うこと以上に、本質的には女性がやった方がよい仕事が世の中にはたくさんあり、女性が活躍できる仕事・職場を作った方が多様性の観点からも結果として付加価値を多く生み出せて、生産性が高くなるということだと理解している。

 

そう考えると、育児も男性がやった方がよいことは上記のようにたくさんあるし、男性の方が得意ということだけでなく男性がやることで付加価値をあげられることもたくさんあると思う。育児にも多様性が必要だ。

女性の社会進出によりポジションを奪われないかとヒヤヒヤしている男性がいるとしたら、男性の育児進出により活躍の場がなくなる女性もいるのかも。

もちろん女性の活躍の場は育児以外でもたくさんあるはずで、本質的にはポジションの話ではないのですが。

 

そんなことを考えながら、今日も子どもたちと一緒に遊び、抱っこをして、おむつを変え、風呂に入れ、寝かしつけをしている。

とにかく元気に育ってほしい。元気すぎて疲れるのではあるが…

外出自粛で外出が面倒に?

新型コロナウイルスの影響による在宅勤務も3ヶ月がたった。

3歳の長男もしばらく保育園に通えていない。

長男は家でパパ、ママとずっと遊んでいられるので、楽しんでいるように見える。

パパ、ママの方はかなり疲れがたまっているが・・・

 

そんな長男も最近出不精になっている気がする。

以前は「お散歩行く?」と聞くと「行くー!」と言っていたのが、最近は「お出かけする?」と聞くと「行かなーい」とか「家で待ってるー」とか言うようになってきた。

(散歩と言っても本当に歩き回るだけでどこにも寄らない散歩だ)

妻の負担を減らすためにも仕事の合間で少しでも外に連れ出そうと言う作戦がうまく行かない。

 

この外出自粛の影響で大人でも外出するのが面倒になっている人が多いと思う。

あえて外に出なくとも結構いろんなことができることに気付いてしまった。

子どもにも影響しているのだろうか。

3歳が元気に外を走り回らないとなると少し困りものだ。

 

ただ、だいたい「じゃあ〇〇(次男の名前)と散歩してくるね」と言うやりとりを繰り返すと、最終的には「僕も行くー」と言うことが多いので、本当に外に出るのが面倒に思っているのか、ただやりとりを楽しんでいるだけなのか、分からない。

親にとってはこのやりとりが面倒なのだが。

これも楽しむしかないのだろう。

 

けっきょく笑顔が大事よね

カメラを止めるな!リモート大作戦!を見た。

内容には触れないでおくが何度か思わず笑ってしまった。

くすぐられた笑いとは言え、人の笑顔は相手を笑顔にする力があるとあらためて感じた。

 

子どもと触れ合っていると、つくづく笑顔の大切さに気付かされる。

3才の長男はよく笑う。最近は人の嫌がることをあえてやったり、少し悪質ないたずらをするようになったりと手に負えなくなって来ていて、たまに本気で怒ってしまうこともある。

それでもふとした時に思いっきり笑顔で笑ってくれるとこちらも本当に気持ちがよくなる。

 

6ヶ月の次男も最近よく笑うようになってきた。

意思をもって笑っているわけではないかもしれないが、その笑顔は仮に私の気持ちが曇っていても、晴れ晴れしい気分にさせ、親も笑顔にしてくれる。

 

ひるがえって自分はどうか。

歳を重ねるにつれて笑顔が少なくなっているように思う。

笑っていると真剣さかけると思われるから?

厳しい仕事の局面に触れることが増えてきたから?

理由はいくつもあるとは思う。

ただ、あらためてやっぱり笑顔でいる方がいいのだと思う。お互い笑顔でいた方がやっぱり気持ちはいいと思う。

 

笑顔は相手も笑顔にさせる。自分も難しい顔をしていると対面する相手もきっと難しい顔になっていくのだと思う。

誰かを笑顔にしたいと思って生きている自分が難しい顔をしていないだろうか。

今の新型コロナ時代では、笑顔はもれなく免疫力を高める効果もある。

 

意識して笑顔を作るようにしよう!

と子どもから教わっているように思う。

それでもボクは育児する(2)

妻が九州の実家に帰省予定であったが、新型コロナウイルスの影響で取りやめた。

妻は実家が大好きである。結婚してからは年2−3回だが、その前は数ヶ月に1回くらいの頻度で帰っていたらしい。

そんな妻も実家帰省を途中で切り上げて、我が家に戻ってきたことがある。

もう3年くらい前の長男が生まれて6、7ヶ月くらいの時だったと思う。人見知りを始めた頃で、実家のお義父さん、お義母さんの顔を見ただけで泣き叫ぶ。何もしてもらえないので、全部妻がやらないといけない、かつ子供は機嫌が悪いことが続くということで、1週間強帰省するはずが、急きょ数日で戻ってきた。

私は妻実家帰省中にこれまで断り続けた飲み会を連日予定していたので、それは妻にも伝え、合意の下で妻は戻ってきた。

ただし、やはり事件はおきた。

 

ある日、飲み会に行くと3人で飲む約束だったが他2人が仕事で遅れている。

確か19時半くらい開始予定で、そろったのが20時半過ぎだったと思う。当時はまだ働き方改革とそこまで叫ばれてはいなかったこともあり、そこまで異常な時間ではない。

そこから1時間半くらい飲んで帰途につき、23時頃に家に着いた。

当然、子どもは寝ているはずなので静かに家に入ると、寝ていたはずの妻が待ってましたとばかりに起きてきて怒鳴りつけてきた。

「なんでこんなに遅いの?」「父親としての自覚あるの!?」その他、罵詈雑言。

それまでも色々我慢をしてきたこともあって、つい言い返してしまったら大泣きされてしまった。

ちなみに当時は子供の寝かしつけは明確に私がやることになっていなかったが6、7割はやっていた。

それから数日は無視される日々。こちらから謝り続けなんとか話を聞いてもらえるように。

それ以来、寝かしつけは9割5分私の役目になった。

当時言われた言葉は今でも私の脳裏に焼きついている。

結局訳すと「あなたは私の負担を減らす役目を担っているという自覚があるの!?」ということなのである。

 

ちなみに昨夜、5ヶ月の次男が夜泣いて起きた。いつも通りおむつを変えて、妻に声をかけたらどうしても眠かったようで布団をかぶってしまった。

長男の時は混合であったが、次男はほぼ母乳で育てている。

それが母親が母乳を拒否。

泣く子供を抱えながらあわててミルクを準備して、あげた。と言っても以前にも同じことがあったので比較的冷静に対応できたとは思う。

ただあげないなら前もって言ってほしい。ご存知かとは思うが、ミルクは適度な温度にしなければならず、お湯は温めるのはできるが冷ますのに時間がかかる。

よほど「母親としての自覚あるの」と聞いてみたい。

あなたの負荷を減らす役割の人に頼りすぎてはいないだろうか。

前にも言ったが、私はただ人として(できれば夫として、父として)の人格・尊厳を認めてほしいだけだ。けっこう頑張っていると思うのだが・・・

 

そんな今日も家の誰よりも早く起きて、これから在宅勤務を始める。

連日の在宅勤務でかけがえのない家族との時間が増えたのはうれしいことだが、体力的にはなかなか厳しい。休む時間がない。それでも、子どもと触れ合える時間も貴重なので楽しんで育児したい。

それでもボクは育児する(1)

今日は愚痴である。

昨日の出来事。

久しぶりに出社して仕事。それでも早く仕事を終え、17時半ころに帰宅。

17:30

妻は下の子(0歳児)の入浴後の保湿中。上の子(3歳児)は元気に走り回っている。

妻の機嫌がとても悪そう。あぁ、またか・・・という感覚

着替えて上の子と遊ぶ。

18:00

妻が上の子に「風呂誰と入る?」と聞き「パパ」と答えたので、「じゃあママ先に入るね」と妻はさっさと風呂に入る。

上の子と下の子の2人相手に遊ぶ。

18:30

妻が風呂から出てきたので上の子と一緒に風呂に入る。しばらくすると風呂にも聞こえる声で下の子が泣く声が聞こえる。泣き止まない。

しばらくすると妻が風呂場に「チュッチュ(おしゃぶりのこと)知らない?」と聞いてきたので「知らない」と答える。

どうやらおしゃぶりをなくしたらしく探し回っているらしい。下の子は4ヶ月でおしゃぶりを使って泣き止ますことはよくある。元気であることはよいのだが泣く声も日ごとに大きくなっていて耳に響く。

18:50

風呂から出るとまだ下の子は泣いているのでひとまず抱っこ。妻の機嫌は相当悪い。下の子が泣いているのも完全に放置して自分の風呂上がりの肌のお手入れ中。結局おしゃぶりは見つかっていないららしい。

私は下の子を抱っこしながら、上の子の風呂上りの保湿を行う。難易度の高い技・・・

我が家はかなり丁寧に子供の保湿をしている(全身にローションとクリーム)。妻がアトピー持ちだからということもあり、子供の肌にはものすごく神経質。以前、姑がホコリを見つけて嫁の掃除に文句を言うように、私が保湿した後の子供の肌を妻が指で触ってここクリームぬれてないよと言われたこともある。ひどい時は足の裏までチェックされる。私の嫌いな育児トップ3にランクインしている保湿をしているといつの間にか妻の姿が消える。

19:10

なんとか、上の子の保湿を終え、下の子も泣き止んだる。様子を見に行くと妻は布団で寝ている。「大丈夫?」と聞くと返答なし。

ご飯と味噌汁はあったので、しかたないので適当に一品作る。

19:40

上の子と夕食を食べる。下の子の機嫌はそこまで悪くなかったのが幸い。とはいえ、自分はほぼかきこんで速攻でご飯食べ終える。

20:00

夕食を食べ終わると妻が起きてくる。起きてくるなり「チュッチュあった?」と聞いてくる。そもそも探していないし、探してとも言われていないし、探す時間もない。

妻は自分で実は用意してあったらしい夕食を食べる。

私は食器を洗い、洗濯機を回し、風呂を洗う。

洗濯機を回している間子供と遊ぶ。上の子と遊びながら下の子の相手にする。妻は食後に煎餅をいい音たてながら食べている。

思い立ったようにあちこち探し回り「あった」とやっとおしゃぶりを見つける。

20:30

妻が下の子に母乳をあげるというのでお願いする。

その間に洗濯物を干す。

21:00

母乳を飲み終えた下の子を寝かしつける。

私の嫌いな育児ナンバーワン。上の子の時よりはマシだが、下の子もすんなりとは寝てくれない。今日は30分くらいで寝てくれた。

21:30

上の子の寝かしつけ。そのまま自分も就寝。

 

この間、妻からは一言もありがとうとも言われない。

むしろさっさとやれくらいの言動。

子供と触れ合うのは当たり前だし好きなのでやるし、家事もやるのが、私はただ人間としての尊厳を認めてほしいだけなのである。できればありがとうとは言われたいがそれ以前の問題。

母親としてストレスが非常にたまっているのはよくわかる。日中、子ども二人をずっと見ているのは大変だ。新型コロナの影響で上の子を保育園に預けられなくなって負担が増えているのは間違いない。また私の在宅勤務中は私がやる分の負担が軽減しているのに慣れてしまったこともあり、私が出社するとその時間分は負担感が増すのであろう。

ストレス発散のために出かけてきてよいよと言うことも以前はよくあったが、友達と時間合わないとか結局子供のこと考えちゃうとか色々言い訳して行こうとしない。結局、妻は自分のストレスのコントロール方法がわかっていないのだろう。そのくせ、夫のストレス解消のための自由時間は奪おうとする。

今は月2回の土日数時間の運動と月2回の飲み会が許されている。そもそも新型コロナの影響もあり飲み会はしばらく行っていないが・・・

もう少しうまくやれないものだろうかと布団の中で考えるが、上の子は横でふざけ回ってなかなか寝ない。私も疲れた・・・

在宅勤務中に起きること

新型コロナウイルスの影響で勤務先から原則在宅勤務の方針が出たが、さらに延長されることになった。既に2週間在宅で勤務している。

テレワークはこれまでも活用していたが、今回の件で個人的にも周りでも一気に加速したように思う。

 

テレワークする場所も色々あると思うが、今回はウイルス感染予防が主目的であり、共用オフィスではなく在宅が原則であるので本当に家で仕事をしている。

 

在宅勤務で気づいたことを以下に挙げる。

1.集中するのが難しい

朝は家族より早めに起きて仕事に取り掛かるようにしていて静かなうちは意外と集中できるのだが、 子ども達が起きてくると途端に騒がしくなる。上の3歳の子のはしゃぐ声、0歳児の泣き声、妻のしかる声・・・耳栓が必須であることに気づき即購入したが、それでも子ども達や妻の声は簡単に耳栓を通り抜ける。規格であるNRRが最高の33という耳栓でなんとかノイズを下げている。

2.ON/OFFスイッチの切り替えが難しい

これは通勤がないことに由来する。書斎のドアを閉めて仕事をしているのだが、仕事を終えて部屋を出ると数秒後には泣いている子どもの抱っこや夕方のお風呂に入れる準備開始ということになる。精神的、身体的な準備をする時間が意外とない。部屋で一息ついてから出ればよいのだが、通勤時間でモードを切り替えていたのだなと改めて感じた。

3.睡眠時間の補充が難しい

これも通勤時間由来であるが、通勤電車で座れた場合は寝てしまうことが多かったのだが、その時間がなくなる。性格にもよるとは思うが、家で仕事して終わって一息ついて昼寝して、ということがなかなかできない。

 

ということで通勤時間が唯一の自分の時間という人もいるが、その考えにかなり共感を覚えて期間であった。私は片道1時間15分、往復2時間半くらい通勤にかけていて、長い通勤(これくらい普通と言われそうだが)はつらいのであるが、通勤時間ゼロというのも案外つらいものだと感じている。

新型コロナウイルスの影響は今のところおさまる兆しが見えていない。私もつらいと書いてしまったが、本当にご苦労されている方はたくさんいらっしゃる。少しでも早く出口の兆しが見えるとよいとは思うが、見えないウイルスという敵との戦いはなかなか一筋縄ではいかないようだ。。。

新型コロナウイルス騒動 育児視点

新型コロナウイルスの影響で勤務先から原則在宅勤務を言い渡された。

先週金曜日の午後に翌週から在宅勤務と言われたのはさすがに急である。

とは言え、首相の記者会見が木曜日の夕方だから、うちの会社としては迅速な判断だったと思う。

これまでも、オンライン会議、時差出勤等々は推奨されていたが、原則在宅勤務まで踏み込んだとなると、なかなかのおおごとである。

 

賛否両論あるが、個人的には今回の一斉休校要請は肯定の立場である。

ただ一つ言うのであれば判断が遅い。準備期間が短すぎる。

いくらなんでも木曜の夜に言われて翌週月曜からは無理がある。

我々のようなオフィスワーカーはまだよいが、医療、介護、学校、保育関係等々、そんなすぐに休校にしますので子どもの面倒をみてください、言われても・・・という職場は多くある。なぜ数日前に、例えば火曜とか水曜に判断できなかったのか。

五輪がちらついていたのなら、もっと早くてもよかったのでは。

 

本当に大変なご苦労をされている職場の皆様には頭がさがる。

 

ただこうなった以上、在宅勤務が推奨されたような職場の方々は、期せずして家族と過ごす時間が増えた朗報と考えるべきだと思う。

もちろん考えなければならない、やらなければならないことは増えるだろう。

ただ長時間かけて通勤されていた方は少なくともその時間はうくはずだ。車内で新聞を読む時間が減るかもしれないが、例えば、やったことなければ子どもをお風呂に入れてみるとか、朝ごはんの準備をしてみるとか、そういった時間に当ててみてはどうだろうか。

 

今回の件はよくも悪くも、働き方(特にどこで働くか)や教育方法やそれらをサポートするICTツールを考える契機になっている。育児に関しても考える契機にしたい。

 

とは言え、生後3ヶ月の子供が泣いている横で仕事をするにはかなりつらいものがあるが・・・